FP技能検定は実技試験と学科試験に分かれています。
そのうち、学科試験は比較的対策がしやすいはずです。
純粋な知識を問う試験なので、テキストを片っ端から覚えていけばいいのです。
もちろん、過去問などを利用するれば、もう少し効率的に学習する事も出来るでしょう。
よく出る分野と、それ程でもない分野がありますからね。
一方、学科試験で学んだ知識をもとに、実際のプランニングに関して問われるのが実技試験です。
学科で学んだ知識を使って、正しくアドバイスできるかを問う問題が多いようです。
困った事に、この実技試験は、とても試験対策をしにくいように感じます。
というのも実技試験では、例年似たような形式の問題が出る一方、突然新しい形式の問題が出題されたりもするのです。
過去に出題された問題と似たような形式の問題は、もちろん、準備が可能です。
ただ、新しい形式の問題に対しては、対策に苦慮します。
とくに、独学の場合は困ってしまいますね。
頻出の形式に対応できるように
新しい形式の問題には、正直に言って、その場で実力で対処するしかなさそうです。
問われている知識自体は3級のものなので、びっくりするほど難しいということはないでしょう。
落ち着いて回答してください。
一方の過去問のマイナーチェンジのような問題に関しては、確実に得点することが望まれます。
これに関しては、過去問と、その周辺分野の復習をしておけば、十分に得点可能だからです。
ということで、3級FP技能士の実技試験に対して出来るのは、せいぜい過去問くらいなのかもしれません。
問題集で新しい問題をやっても、気休めくらいにしかならない気がします。
問題集をやる時間があったら、学科試験での知識を強固なものにするのに時間を使いましょう。
結局、過去問中心が良さそうです。
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