資格試験を受ける人が気になるのが、試験の難易度です。
FP3級の難易度は、どの程度なのでしょうか?
学科試験はすごく易しい試験
FP3級は、一般的には易しい資格試験だと考えていいでしょう。
特に学科試験は易しい試験です。
これは合格率を見ると、よく分かりますよね。
これを書いている時点での直近の学科試験の合格率が70.42%です。
また、過去の試験を見ても、合格率は7割前後で推移しています。
平均で7割くらいが合格する試験ですから、誰がどう見ても易しい試験です。
また試験問題からも、易しい試験と言えるでしょう。
出題の半分が二者択一で、残りの半分が三者択一です。
完全に出鱈目に解いても、4割くらいは正解するはずです。
これで落ちる方が、どうかしている言えるでしょう。
合格率が7割でも低すぎる感じがします。
実技試験は学科試験よりは難しい
一方、実技試験は、学科試験よりはちょっと難しい試験と言えそうです。
直近の試験では、個人資産相談業務の合格率が66.82%、保険顧客資産相談業務の合格率が64.19%です。
これを見ると、学科試験と大差が無さそうです。
ただ、学科試験と同様易しいかというと、必ずしもそうは言えません。
というのも、過去には合格率が4割を割る回も多いのです。
ようするに、易しい時と難しい時の差が大きい試験と言えそうです。
なぜこのような、回によるバラツキが起こるのでしょうか?
おそらく、出題範囲が偏りやすいことに原因がありそうです。
これに関しては、次のページで書いたとおりです。
■ FP3級の実技試験は実力がある人でも合格しない可能性も│ 運の要素が大きいんだよね
こういう試験ですから、実技試験は実力者でも難しい面があります。
また出題形式からも、学科試験よりは難しいと言えそうです。
問題も全てが三者択一なので、確率の観点からも学科よりは難しいです。
以上のような点をふまえると、学科試験は「易」、実技試験は「やや易」位の感覚を持っています。
そして、厄介なのが、実技試験の難易度の回によるバラツキです。
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