■ ファイナンシャル・プランナーはこんな仕事
ファイナンシャル・プランナーという言葉を聞いた事がある人は比較的多いでしょう。アルファベット2文字でFPとも略されます。また、ファイナンシャル・プランナー関連の資格でFP技能検定という資格について聞いた事がある人も多いでしょう。
でも、ファイナンシャル・プランナーがどんな仕事をするのかとか、FP技能検定が何が出来る資格かまで分かっている人は、意外と少ないように思います。
ですから、このページでは、そのあたりの言葉の意味を間単にご説明したいと思います。
ファイナンシャル・プランナーはどんな仕事?
ファイナンシャルは英語のfinancial から来ています。
「お金に関する」というような意味ですね。
プランナーも英語から来ていて、planner です。
「計画をする人」という意味です。
と言う事で、言葉どおり解釈すると、ファイナンシャル・プランナーと言うのは「お金に関する計画を立てる人」という意味になります。つまり、本来の意味でのファイナンシャル・プランナーは「誰か個人のために将来のお金の計画を立ててあげる人」という意味なのです。
そして、FP技能検定と言うのは、ファイナンシャル・プランナーの能力を証明する国家試験です。
ただ、FP技能検定の合格者で、実際にお金のプランを作るような仕事をしている人は、かなり少ないようです。理想と現実は必ずしも一致しないと言うことですね。
ファイナンシャル・プランナーになるための勉強は、暮らしに直結している
ファイナンシャル・プランナーの言葉の意味からも分かるように、ファイナンシャル・プランナーに必要な知識は生活に密着したお金の知識です。
ということは、ファイナンシャル・プランナーになるための勉強をすることは、自分の人生に直接関連するお金の知識の勉強になります。
具体的には次のような知識が必要になります。
- 保険に関する知識
- 年金に関する知識
- 投資に関する知識
- お金に関する計画の立て方
- 不動産に関する知識
- 個人にかかる税金に関する知識
- 相続・贈与に関する知識
どの知識も生活していると必ず必要になる知識ですよね。仙人のような暮らしでもしない限り、これらのことから逃れて生きることは不可能です。ファイナンシャル・プランナーの知識が生活に直結する事がお分かりいただけると思います。
これらの知識を一人で全部カバーしようと思ったら大変な事です。でも安心してください。ファイナンシャル・プランナーとしてわかっていなければいけないのは、基礎的な部分だけなのです。実際に仕事をする場合は、それぞれの分野の専門家の助けを借りながら仕事をするわけです。
つまり、FP技能検定取得の勉強をすることは、上に挙げたような知識の基礎を身につけることにほかなりません。
生活に活かすために資格をとるなら
国家資格であるFP技能検定は1級から3級までの3段階に分かれています。
個人が自分の生活のために身に付けておくという意味で考えれば、3級を目指せば十分でしょう。高度な知識があるに越した事はありませんけどね。
3級の知識があれば、日常の暮らしに必要なお金の知識の基礎は身に付いていると考えて良いでしょう。どうしても、自分ひとりで対応できない場合でも、誰に何を相談すればいいかという判断が出来るようになっているはずです。ですから専門家を使いやすいのです。
一方、就職に活かそうと考えているのなら、最低でも2級を持っている方が有利かもしれません。どこまで勉強するかは、目的に応じて変えれば良いでしょう。
しかも、動画で授業を受けられますから、通信講座よりはわかりやすいのではないでしょうか。
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