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やっぱり!金融知識がないと将来設計もできません

お金の知識の中で、優先的に学んでおきたいものの一つが金融知識でしょう。この知識が無いと、金融商品を選び事すらできませんからね。

「その商品でどの程度まで増やせる可能性があるのか。」「金融機関が倒産したどうなるのか。」なんて知識は、事前に絶対に知っておきたいものです。

そういう知識が無いと、「怖いから銀行預金」にという発想になってしまいます。知らないことで何も行動できなくなってしまうわけですね。

まずは主な金融商品とその特徴を知る

突然ですが、質問です。

あなたが将来に備えて貯蓄や投資をしようと思ったときに、どんな選択肢を思いつくでしょうか?

普通は、まず思いつくのが銀行預金でしょう。他には、株式、投資信託、外貨預金、貯蓄性の生命保険などでしょうか。詳しい人だと、確定拠出年金や個人向け国債などをあげるかもしれません。

それでは次の質問です。これらの金融商品の中で、どの商品を使うのがベストなのでしょうか?

実際は、個々人の状況もあるので、どれか一つを挙げてこれがベストだとはいえません。では、あなた自身にとってベストなのは何なのかわかりますか?

貯蓄や投資をするときに、どんな商品を利用するかは大変重要なポイントです。でも商品知識が無いと、何を選んで良いか分からなくなってしまいますよね。

結局選べなくて、「銀行の定期預金で良いか」なんていうことになってしまうケースも多いでしょう。あるいは、保険の営業に勧められるがままに、貯蓄型の保険に入ってしまったりね。

こういう事を避けたければ、最低限の金融商品の知識を持っている必要はあります。

リスクの小さい商品を選びたがる人は、安全嗜好が強い人だといわれることも多いです。でも実はそうではなくて、ただ勉強していなくて選べないだけなのかもしれないとも思うのです。

投資家保護の仕組みを知る

金融に関してもう一つ知っておきたいのが、投資家保護の仕組みです。少し質問をしてみましょう。

1. 投資信託を販売しているA銀行が倒産しました。あなたの財産はどうなってしまうのでしょうか?

2. 投資信託を設定したB投資顧問が倒産してしまいました。あなたの財産はどうなってしまうのでしょうか?

どちらも確率的に高いとは思いませんが、こうしたことはおこっても不思議ではありません。金融機関と言えど普通の会社ですから、経営がうまく行かないと倒産することもあります。

実際、過去を振り返ってみると、銀行も証券会社も生保会社も倒産した例はあります。バブル崩壊の数年後くらいの時期に、多かったですね。

金融機関が倒産した時にどうなってしまうのか知らないと、投資をしようなんて思わないでしょう。もしもの時に何が起こるのかさっぱり分からないのに、その会社で何百万円も運用しようなんて思いますか?

特に生命保険の場合は、数十年もの付き合いになることも珍しくありません。最初に契約した時には経営上問題が無くても、10年後20年後に何かが起きても不思議ではないですよね。

私だったら、倒産したらどうなるかを知らずにお金を渡すなんて、絶対に嫌です。仮に紙くず同然になっても、誰も助けてはくれませんからね。こういう事を避けるために、消費者保護の仕組みは理解しておく必要があるのです。

ちなみに質問の答えですが、どちらの場合も投資家は守られています。投資信託の資産と言うのは、販売した会社や設定した会社とは切り離されて保管されているからです。

まあ実際に倒産したら、多少の手続きの必要はあるでしょうけどね。凄く大変なことがおこるという事は無いのです。

もう一つ言うと、生命保険会社の倒産は、結構大変な事になるケースもあります。貯蓄型の保険なのに、戻ってくる額が大幅に減ってしまうということも過去にありました。

金融知識を学ぶには

このほかにも、金融の知識は様々なところで役に立ちます。では、そういった知識をどこで身につければ良いのでしょうか?

まず、このサイトで一貫してお勧めしているFP技能士の3級レベルの知識があるだけでも、かなり役に立つはずです。何も知らない人と比べれば、雲泥の差です。

例えば、消費者保護の仕組みについて完璧に理解していなくても、大体どんなセーフティーネットがあるか知っているだけでも役に立ちますよね。第一歩としては、そのあたりが良いのかもしれませんね。

金融分野に全くなじみが無いのなら、ゼミネットの3級講座がおすすめです。完全に独学で金融関係の知識を学ぶのは、正直骨が折れます。誰かに教えてもらった方が手っ取り早いと思うからです。

金融以外のジャンルも役に立ちます。

書籍を読んで勉強したいという方は、それでも問題ないとは思います。ただ、金融関連と一口に言っても、その範囲は多岐にわたります。ですから、これ一冊でという本は紹介しづらいです。やっぱり、FP3級のテキストなどを使って勉強するのが手っ取り早いのかもしれません。

一般向けの金融商品を紹介するような本も有るのですけどね。そういう本は、実は、金融機関が商品を売るために作られた本ということも多いようです。マネー雑誌も大体同じですね。

そもそもマネー雑誌というのは曲者です。なぜかというと、彼らにとって金融機関は広告主なのです。

ですから、仮に大きなリスクがあっても、そこを強調しては書きづらいようなのです。さらに、あの安愚楽牧場を勧めるような記事を書いていたマネー雑誌もあるわけです。まあ、信用できないですよね。

知識が無い人が、この分野を学ぶのは、意外と難しそうです。やっぱり、ゼミネットのネット講座は初心者には良いと思うんだけどなあ。予算が許せばぜひ。


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