私たちが不動産について学んでおくべきことに、どんなことがあるのでしょうか。衣食住というくらいですから、不動産に関する知識が重要なのは間違いありませんよね。
しかも、不動産に関しては、様々な立場に立つ可能性があります。自分自身が所有者になることもあれば、借り手になることもあります。さらには、貸し手になる可能性もあります。
かなりいろいろなことを学んでおく必要がありそうです。
高額な買い物だから十分に準備を
不動産は高額な買い物です。マンションを買うにしても、一戸建てを買うにしても、購入から何年もローンを払い続けるのが一般的でしょう。
そんな買い物を失敗してしまったら目も当てられません。満足できない家に住み続け、その上毎月高額の支払いがあるのです。こんな状態になったら目も当てられませんね。
不動産を購入する前には、可能な限り準備をしておく事をおすすめします。
覚えておきたいのはこんな知識
不動産に関して、覚えておきたい知識にはどんなものがあるでしょうか?
まず、知っておきたいのが不動産の価格決定の仕組みです。不動産の価格がどのように決まるかを知っておくことで、自分の買い物が高いのか、適性なのか、安いのかわかります。
住宅ローンに関する知識も必要ですね。現在の自分の所得だと、どの程度までローンが組めるのかとか、頭金はどの程度用意したら良いのかなどです。
また、不動産の権利に関する知識も理解しておくほうが望ましいでしょう。特に次のような知識は、理解が必要だと思います。
- だれが不動産を所有しているのか
- 不動産を担保にするときに必要となる抵当権の仕組み
- 不動産投機の仕組み
その他、不動産の取引・所有に関する税金なども知っておきたいですね。毎年かかる固定資産税や、取得時にかかる不動産取得税などの知識です。あるいは、不動産が問題ある物件だったときの対処法などの知識も必要です。
さらには、不動産を借りる場合や、逆に貸す場合の知識も必要です。
不動産知識を学ぶには
不動産の知識を学ぶには、ファイナンシャル・プランナー・宅建などの勉強が役に立ちます。
不動産の基礎的知識の全体像を学ぶには、FP 3級の勉強が役に立ちそうです。個人が不動産を購入したり、利用したりするときに覚えておきたい知識は網羅しています。不動産投資に必要になる基礎的な知識も学べます。
もう少し詳しく知りたければ、宅建などの勉強をしても良いでしょう。とりあえずは、FP3級の不動産の分野で事足りると思います。
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