私たちがかかわる税金には、さまざまな種類があります。具体的にどんな税金があるのかを把握し、それについてどのように学べばいいのでしょうか。
所得税・住民税
所得税や住民税は年末調整や確定申告を行うことで払いすぎた分を取り戻すことが出来ます。医療費が高額にのぼった場合や、生命保険に入っている場合が代表的でしょうか。どんなときに、どの程度戻ってくるのか理解しておくことは大事なことでしょう。
また、個人事業主などになった場合には、毎年確定申告を行う必要があります。ですから、所得税の知識はより重要なものとなるでしょう。
相続税・贈与税
相続税は譲り受ける財産の種類によって税額が小さくなる場合があります。どんな場合に得なのか、理解しておきましょう。
贈与税に関しては、非課税枠が儲けられています。毎年いくらまでなら税金がかからないのか理解しておくことは大切です。
また、最近は相続の先取りのような仕組みもできています。親から子や孫に資産を譲るときに使えるので、絶対に理解して起きたい仕組みです。
投資にかかる税金
株の売却益や、銀行預金の金利には所得税がかかります。投資の効果を考えるときに、税金を意識するのは大事なことです。
また、株の売却益などに関しては自分で確定申告しないといけないケースもあります。このあたりの知識も、ぜひ理解しておくべきでしょう。
生命保険にかかる税金
生命保険に入ると控除があり、支払う保険料を安くすることが出来ます。一方で、保険料を支払う人と保険金を受け取る人の関係によって、税額が違ってくるという問題もあります。具体的に書くと、生命保険の保険料にかかる税金が相続税になる場合、贈与税になる場合、所得税になる場合があるのです。
高額の税金になる可能性もあるので、保険に入る際にはちゃんと知識を持っておきたいものです。無知なだけで支払う保険金が増えるなんて、絶対に避けたいですからね。
その他
上で挙げた税金のほかにも、不動産を取得したときの不動産取得税や、不動産所有者が毎年払う固定資産税の知識も重要でしょう。さらに、年金などの受け取りにも税金はかかります。この他に、車にかかわる税金も馬鹿になりませんね。
税金の知識を学ぶには
税金に関しては一般向けに解説書が出ています。しかし、全体を網羅した入門書籍はそんなに多くはなさそうです。分野ごとに勉強すると言う感じになるのでしょう。
ある程度体系的に学ぶのなら、FP技能検定を目指してみるのも悪くないかもしれません。個人に関する税金の知識は大体網羅しています。自分に関係のある税金の知識をまとめて勉強しようと思ったら、ファイナンシャルプランナーの勉強が良いと思います。
さらに、本格的に勉強したければ税理士や公認会計士の資格を目指すことになります。まあ、ここまで来ると、仕事として必要な人意外は関係ないことがほとんどだと思いますが。
スポンサードリンク
関連した記事を読む
- 健康保険や医療保険の知識はどうやって身につけたら良い?
- AFP について整理しよう| 受験資格とかFP技能士との関係とか
- 生命保険はトータルではかなり高額になる| 契約前にしっかり学んでおこう
- 年金に関してはどうやって学ぶのが良いのかなあ
- 会計の知識は知っていると便利です