【問題】
住宅ローンの返済額についてい考えます。
元利均等返済方式より元金均等返済方式の方が返済額が大きい。
○か×か?
ただし、返済期間や金利など他の条件が同じであるとします。
住宅ローンの総額は誰もが気になる点です。
正確に理解しておきたいですね。
元利均等返済とは
元利均等返済と言うのは、毎回の返済額が一定になるような返済方式です。
ということは、初期の段階では利息の返済が多くなり、元金はなかなか減りません。
元金均等返済とは
元金均等返済と言うのは、元金部分の返済額を毎回一定にするような返済方式です。
返済の初期には、月々の返済額が大きくなるのが特徴です。
最初のうちは元金が減っていないので、利息部分の返済額が大きくなるからです。
月々の返済額は、期間がすすむにしたがって減っていきます。
最初のうちに多く返済する元金均等返済の方が総額は小さい
元利均等返済と元金均等返済を比較すると、返済の初期に返済額が大きい元金均等返済の方が返済総額は小さくなります。
つまり「元利均等返済の返済総額 > 元金均等返済の返済総額」ということです。
ということで、答えは「×」ですね。
取り入れることが可能なら元金均等返済を
返済総額を小さくするのなら、元金均等返済ということになります。
ただし、元金均等返済は返済の初期に負担が大きくなるので、その点は考慮が必要です。
ローンの総額が大きい場合は、取り入れるのは難しいかもしれません。
タグ: 不動産, 住宅ローン, 元利均等返済, 元金均等返済, 返済方式, 返済総額
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