FPの基礎知識は生活に役立つという実例

個人的には、FPの資格ほど実生活で役に立つものは無いと思ってます。
正確に言うと、FPの資格を取得するために必要な知識が実生活で大変役に立つのです。

なぜ役に立つかというと、FPの仕事は人生設計のお手伝いです。
もう少し具体的に言うと、私達が将来必要になるお金の事や、将来起こりうるリスクを知り、それに対するアドバイスをするのが仕事なのです。

こういったアドバイスをするのが仕事なのですから、
その能力を証明する資格が普通の人の生活の役に立たないはずはないでしょう。

具体的に、どのように役に立つのか、実例を挙げてみていきましょう。
そのために、FP3級の過去問を使う事にします。

今回は、2011年の1月に行われた、学科試験を元に紹介します。
http://www.kinzai.or.jp/rs/lib/question/pdf/20110123/fp03_g.pdf

健康保険の任意継続被保険者ってしっています?

退職後に健康保険の任意継続被保険者となるための申請は,原則として,被保険者資格を喪失した日から30日以内に行うこととされている。

先ず最初の知識は、任意継続被保険者です。
30日以内に手続きを行わないといけないかどうかは別として、制度を知っているかどうかは大変意味があります。

サラリーマンが会社を辞めると、勤めていたときに入っていた健康保険を抜け、あらたに国民健康保険に入ることになります。
しかし希望すれば、勤めていたときの健康保険に一定期間入り続けることが可能です。

これが任意継続被保険者です。

任意継続被保険者をわざわざ選択する理由は何でしょう?
それは、任意継続被保険者の方が国民健康保険に入るよりも保険料が安いケースがあるからです。

この知識が有るか無いかで、支払う保険料に総額で十万円以上の差が出ることもあります。
実際に、私も、任意継続被保険者制度を使ったことがありますが、かなり保険料を節約することが出来ました。

つまり、知識が無ければ、損をしていた可能性が大きかったわけです。

次ぎ行ってみましょう。

老後に年金をもらうには

老齢基礎年金は,原則として,保険料納付済期間と保険料免除期間の合計が20年ある者が65歳に達したときに,その者に支給される。

これも大事な知識です。

国民年金をもらうには、どの程度の期間保険料を払わないといけないかという知識です。
これに関しては、最近新聞やテレビでも時々取り上げられています。

ご存知の方も多いでしょう。

国民年金をもらうには、最低でも25年間保険料を払わないといけません。
年金の保険料は1ヶ月単位で納めるので、300回保険料を払わないと年金は貰えないことになっています。

ということは、299回しか保険料を納めていない人はどうなるかというと、1円も年金が出ないことになります。

1回15,000円として、299回で約450万円収めていることになります。
そんなに収めても、1円も戻ってこないのです。

最もこの場合は、救済措置があるので、対処は可能ですが。
何にしても、年金の保険料を払ったり払わなかったりしていると、将来年金がもらえない可能性があるわけです。

こういう知識を身につけておくことも大事でしょう。
何百万円も払い損なんて、絶対に嫌ですよね。

不動産の登記をすると持ち主だと証明されるのか?

不動産の登記には公信力があるため,登記記録を正しいものと信用して取引を行った者は,その登記記録の内容が真実と異なっていた場合でも保護される。

次は不動産の売買に関する問題です。
私達が、登記簿を信じて不動産売買をしても良いかどうかが問われています。

なぜこんな事を聞いているのでしょう?

不動産の登記簿には持ち主が書かれていますが、そこに書かれた人が実際の持ち主ではないケースがあります。
登記簿が実際の状態と異なるわけです。

ということは、不動産の登記簿を信じて取引をしてしまうと、持ち主ではない人と売買の取引をすることがありうるのです。
そんなときに、買主は法的に保護されるかどうかが大変重要な問題になります。

この問題では、こういう事を聞いています。

ちなみに、FP試験では賃貸に関する知識も問われます。

不動産は私達の暮らしには欠かせないものです。
家や土地を持たない人も、賃貸という形で不動産には関わります。

私たちの暮らしに欠かせない知識の一つといって良いでしょう。


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