定期預金を途中で引き出したら、当然ペナルティがある

問題

定期性預金は,要求払預金と比較すると利率は相対的に高く設定されており,中途解約をした場合でも預入当初に約定した預金利率が適用される。

○か×か?

2008年5月の3級の学科の問題です。
定期預金などを途中で引き出した場合の取り扱いについてです。

まあ、常識的な内容でしょう。
用語がちょっと難解ですけどね。

用語の確認から

この問題は、難しい用語を使っていますが、意味を推測すれば解答が可能です。

まず「定期性預金」ですが、その名前から推測できるように定期預金などのことを指します。
定期預金のほかには、定期積金なども該当します。

「定期」という言葉が表すように、預ける期間を定めた預金です。

「要求払預金」預金というのは、なじみが無い人が多いでしょう。
私も初めて見ました。

でも、「要求に対して支払う預金」だと考えれば、普通預金などが該当すると推測できます。
それさえ可能なら、この問題に答えるのは難しくありません。

ちなみに、大辞泉には次のように定義されています。

預金者がいつでも払い戻しを要求できる預金。当座預金・普通預金・貯蓄預金・通知預金など。流動性が高く、決済手段として利用される。

途中の解約は契約に反する行為だからペナルティがある

まず、定期預金の金利は普通預金の金利よりも高いのが一般的です。
ですから、前半部分に関しては、問題ありません。

問題になるのは、後半の「中途解約をした場合でも預入当初に約定した預金利率が適用される」という部分です。

一般に、定期預金を途中で解約した場合は、ペナルティとして金利が引き下げられます。
契約と違うことをするのですから、ペナルティがあるのは当然ですよね。

ですから、この記述は誤りということになります。

ちなみに、日本の銀行では定期預金の中途解約をしても元本割れはしないのが一般的です。
定期預金の中でも、仕組預金の場合は、解約不可というケースがほとんどですけどね。

しかし海外の銀行では、通常の定期預金でも、中途解約すると元本割れをすることが多いようです。
あるいは、定期預金の途中解約は認めないというところもあります。

つまり、日本の定期預金は預金者に甘いのです。
お国柄でしょうか。

余談ですが、定期預金と言っても銀行によって利息にはかなりの差があります。

こういうのを見ると、メガバンクなんて使うものじゃないと思えてなりませんね。
規模が大きい分だけ、利息が高くてもよさそうなものですけど。

とにかく、「何となく有名で規模が大きいから安心」という発想から抜け出さないといけませんね。
そういう理由で金融機関を選ぶと、自分が損をするだけです。

特に、銀行預金の場合は、ペイオフ制度があるわけですし。


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