仕事をやめる人は知っておきたい 健康保険の任意継続被保険者って何?

問題

健康保険に任意継続被保険者として加入できる期間は,最長で3年である。

○か×か?

2011年9月の3級学科試験の問題です。
健康保険の任意継続被保険者の知識は、FPの資格取得云々は別として、一般常識として覚えておきたいものですね。

もちろん、実務としてFPの知識を使う人には、必須の知識です。

任意継続被保険者とは

まず、任意継続被保険者というのは何か理解しておきましょう。

会社に勤めている人は、通常、健康保険に入っています。
もしその人が会社を辞めると、健康保険の被保険者の資格を失ってしまいます。

健康保険の被保険者の資格を失った人は、公的な健康保険から外れてしまいます。
それでは困るので、国民健康保険に入る事になります。

しかし、国民健康保険に入る以外の選択肢もあります。
それは、任意継続被保険者として、会社勤めをしていた時の被保険者のままでいるという方法です。

「任意」と言う言葉からわかるように、任意継続被保険者になるかどうかは本人の意思次第です。

細かいポイントは色々あるのですが、大雑把な考え方は大体こんな感じです。

ちなみに、金銭的な面では、国民健康保険と任意継続被保険者のどちらの保険料が安いかは一概には言えません。
個々人のケースで、どちらが得かは違ってきます。

受けられるサービスは、どちらも大体同じと思って良いでしょう。

任意継続被保険者は最長2年

ところで、任意継続被保険者は加入の年限が決まっています。
被保険者でいられるのは、最長2年となっています。

ということで、問題の答えは「×」という事になります。

失業が2年を超えるようなケースでは、国民健康保険に切り替えるなどの対応が必要になります。
ちょっと面倒ですね。

任意継続にするかどうかは、仕事をやめる人には悩ましい問題の一つです。

20日以内に手続きを

任意継続被保険者に関しては、次のような問われ方もしています。実技試験の問題ですね。

Aさんは,退職によって健康保険の被保険者資格を喪失し,原則として,その後は国民健康保険に加入することになります。ただし,資格喪失の日から原則として( ① )以内に任意継続被保険者となるための申出をすることにより,引き続き最長で2年間,健康保険の被保険者となることもできます。

2014年5月実施の3級実技試験(保険顧客資産相談業務)の問題です。任意継続被保険者に関する問題ですね。

会社を辞めると、それと同時に、会社員時代の健康保険からも抜けないといけません。しかし、任意継続被保険者というのになることで、それまでの健康保険の被保険者のままでいられるわけです。

ちなみに、任意継続被保険者になるには、20日以内に手続きをする必要があります。


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