金融機関が倒産したとき、外貨預金は守られるのか?

問題

日本国内に本店のある銀行が取り扱う外貨預金は,元本の円貨換算額1,000万円までとその利息等の合計額が預金保険制度の保護の対象となる。

○か×か?

2011年9月の3級学科の問題です。
預金保険制度に関する知識が問われています。

3級の問題とは言え、かなり基礎的な内容だと思います。
FP技能士の受験生以外の一般の人も、知っておいたほうが良い内容です。

預金保険制度とは

もしかしたら、預金保険制度と言う名前は、一般の人には馴染みがないかもしれません。
そこで、預金保険制度の定義から確認しておきましょう。

金融庁のホームページから引用します。

預金保険制度は、万が一金融機関が破綻した場合に、預金者等の保護や資金決済の履行の確保を図ることによって、信用秩序を維持することを目的としています。

http://www.fsa.go.jp/policy/payoff/index.html

難しい言葉で書かれていますが、簡単に言うと、金融機関が倒産しても混乱が起きないようにしようと言う仕組みです。
もう少し具体的に言うと、次のような事をしています。

預金保険制度により、当座預金や利息の付かない普通預金等(決済用預金)は、全額保護されます。
定期預金や利息の付く普通預金等(一般預金等)は、預金者1人当たり、1金融機関ごとに合算され、元本1,000万円までと破綻日までの利息等が保護されます。

要するに、銀行などが倒産した場合、預けているお金の一部又は全部が保護されると言うことです。
今回の問題では、外貨預金が保護の対象になるかどうかと言うのがポイントになってきます。

で、結論を言ってしまうと、外貨預金は譲渡性預金などとともに保護の対象となりません。
ですから、金融機関が倒産すると、1円も戻ってこない可能性があるのです。

ですから、外貨預金を始めるときは、金利だけでなく、金融機関の安全性のチェックも忘れないようにしましょう。

ということで、正解は「×」ということになります。

ちなみに、個人的には外貨預金は避けるべき金融商品だと思っています。
どう考えても、メリットよりもデメリットの方が多いんですよね。


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