日本銀行の買いオペレーションと金利の関係

問題:

日本銀行による公開市場操作の買いオペレーションは,金融の引締めを目的として行われる。

○か×か?

2014年5月実施の3級学科試験の正誤問題です。知識としても基本的なものですし、ある程度金融知識がある人なら順序良く考えれば答えにたどりつくはずです。

日銀の買いオペレーションとは

日銀の買いオペレーションというのは、日銀が市場から債券や手形を買うことを言います。その結果、金利が引き下がる効果があります。

ということで、問題文の記述は反対ですから「×」が正解です。

これは次のように考えていくと、自分の力で正解にたどり着けるはずです。

まず、日銀が買いオペレーションを行うと、市場に出回る通貨の量が増えます。市場に出回る通貨の量が増えるということは、手元にお金があるということです。ですから、お金を借りる必要性は小さくなります。お金を借りる人が減れば、当然金利は下がります。

日銀の売りオペレーションとは

買いオペレーションと反対の操作に売りオペレーションというのがあります。これは日銀が市場で債券や手形を売ることをいいます。金利を引き上げる効果があります。

日銀が債券や手形を売ると、通貨の流通量が減ります。通貨の量が減れば、手元にお金が無くなり、人々はお金を借りる必要が増えます。その結果、金利は上がります。

常識から答えが出せるようにするのは大事

FP技能検定は、出題範囲の広い試験です。全ての知識を覚えることは、不可能だと思った方が良いでしょう。

ですから、知っている知識から類推して、正解にたどり着けるようにすることは大事なことでしょう。それが出来るかどうかで、合格の確率は大分違うはずです。


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