都市計画税を課されるのは誰?

【問題】

都市計画税は,都市計画区域のうち,原則として,市街化区域内に所在する土地・家屋の所有者に対して課される。

○か×か?

2014年5月実施の3級学科試験の問題です。都市計画税が課されるのは誰かという問題ですね。

都市計画税とは

都市計画税は、地方税の一つです。都市計画事業と土地区画整理事業の費用にあてるための目的税として課税されます。

都市計画税に関しては、地方税法で定めらています。ちょっと長いですが引用してみましょう。

第七百二条  市町村は、都市計画法に基づいて行う都市計画事業又は土地区画整理法に基づいて行う土地区画整理事業に要する費用に充てるため、当該市町村の区域で都市計画法第五条の規定により都市計画区域として指定されたもの(以下この項において「都市計画区域」という。)のうち同法第七条第一項に規定する市街化区域(当該都市計画区域について同項に規定する区域区分に関する都市計画が定められていない場合にあつては、当該都市計画区域の全部又は一部の区域で条例で定める区域)内に所在する土地及び家屋に対し、その価格を課税標準として、当該土地又は家屋の所有者に都市計画税を課することができる。当該都市計画区域のうち同項に規定する市街化調整区域内に所在する土地及び家屋の所有者に対して都市計画税を課さないことが当該市街化区域内に所在する土地及び家屋の所有者に対して都市計画税を課することとの均衡を著しく失すると認められる特別の事情がある場合には、当該市街化調整区域のうち条例で定める区域内に所在する土地及び家屋についても、同様とする。

具体的には、1月1日に課税対象となる資産を所有している人が納税の義務を負うことになります。

課税対象の資産というのは、上の条文に定められている通りです。都市計画法による都市計画区域のうち、原則として市街化区域内に所在する土地及び家屋が課税対象になります。ただ例外的に、市街化調整区域の土地や建物も課税対象になることがあります。市街化調整区域の土地や家屋が課税対象になるためには、一定の条件を満たす必要があります。

ということで、問題文の記述は正しいと考えられます。ということで、正解は「○」です。

ちなみに都市計画税は、市町村からの納税通知書に基づいて固定資産税とあわせて納めます。これも地方税法に定められています。

第三百六十四条 10 市町村は、固定資産税を賦課し、及び徴収する場合においては、当該納税者に係る都市計画税をあわせて賦課し、及び徴収することができる。


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