「居住用財産を譲渡した場合の3,000万円の特別控除の特例」は繰り返し使えるのか?

【問題】

「居住用財産を譲渡した場合の3,000万円の特別控除の特例」は,譲渡の年の前々年に同特例の適用を受けていた場合,適用を受けることができない。

○か×か?

2014年5月実施の3級学科試験の正誤問題です。居住用財産の譲渡に関する税制上の優遇措置に関する問題ですね。

率直に言って、意外と細かいことを聞いてくるなあという感じがします。3級レベルとしては難しい問題かもしれません。まあ、二者択一なので5割では正解できるんですけどね。

居住用財産を譲渡した場合の3,000万円の特別控除の特例とは

まずは特例の内容について確認しましょう。この特例は簡単に言うと、マイホームを売ったときは、譲渡所得から最高3,000万円まで控除ができるというものです。マイホームを売却してある程度の売却益が出ても、それに所得税がかからないということですね。ちなみに、所有期間の長短は関係しません。

今回問題になっているのは、過去にこの特例を1度使った場合の扱いです。前々年に使って、また再度使えるのかという話になるわけです。前回特例を使ってからの期間があまりに短い場合は、なんとなく利用でき無いような気もしますよね。

実際、前々年にこの特例を使った場合は、この特例は使うことができません。タックスアンサーという国税庁サイトでは、次のように説明されています。

売った年の前年及び前々年にこの特例又はマイホームの買換えやマイホームの交換の特例若しくは、マイホームの譲渡損失についての損益通算及び繰越控除の特例の適用を受けていないこと。

つまり、3年くらいたてば特例は繰り返し使えるが、それより短いと使えないことがあるということですね。

ということで、問題文の記述は正しいことになります。よって、正解は「○」です。


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