確定拠出年金(企業型)の所得控除は小規模企業共済等掛金控除

【問題】

確定拠出年金の企業型年金において,加入者が拠出した掛金は,その全額が( )として所得控除の対象となる。

1) 生命保険料控除
2) 社会保険料控除
3) 小規模企業共済等掛金控除

2014年5月実施の3級学科試験の問題です。

難しい問題ではありませんが、知らないとお手上げと言う感じはしますね。まあ、生命保険料工場ではないと常識的にわかるでしょうから、知らなくても5割の確率であたると思いますけど。

確定拠出年金企業型は、最初は従業員が掛け金を払うことができませんでした。しかし制度が変わり、従業員も掛け金を払い、年金を上乗せできるようになり始めています。確定拠出年金の企業型に入っているすべての企業で使えるわけではないのですけどね。

ところで、確定拠出年金の掛け金は、全額が所得控除の対象になります。所得税の計算をするときに、掛け金の分だけ所得が小さいとみなされるわけです。このことはご存知の方も多いでしょう。問題は、どの控除に当てはまるかと言う点です。

ちなみに、個人型の場合は、小規模企業共済等掛金控除にあてはまります。企業型でも同じなのかどうかというのが判断のポイントになりそうです。

実際のところどうなっているのかと言うと、企業型でも控除の種類は変わりません。小規模企業共済等掛金控除にあてはまります。ですから答えは「3」が正解ということになります。

2級FP技能検定でも類似の問題が

2級学科試験でも類似の問題が出題されています。同じく2014年5月実施の試験の選択肢に、次のようなものがありました。

企業型年金において加入者が拠出した掛金は、生命保険料控除として所得控除の対象となる。

上に書いたように従業員負担分は小規模企業共済等掛金控除ですね。

それにしても、同じタイミングの試験で2級と3級で問題の使いまわしをするって、ちょっとせこい気もしますね。たまたまなのかもしれませんけどね。


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