株式の受渡のタイミングは約定から何日後?

【問題】

国内の金融商品取引所において,上場株式を普通取引で売買した場合,売買が成立した日から起算して( )営業日目に受渡しが行われる。

1) 3
2) 4
3) 5

2014年5月実施の3級学科試験の問題です。

株式の受渡についてですね。時々出題される問題だとは思いますが、株式投資をする人でもちょっとイメージがしにくいのではないでしょうか。というのも最近は、投資家としては受渡日というのはほとんど意識することが無いからです。

受渡って何だ?

まず、そもそも受渡とは何かという話です。簡単に言うと、投資家が金融商品を受け取ることを受渡といいます。このときに代金が支払われます。

問題文にあるように、株式というのは取引が成立して数日たってから受渡が行われます。ということは、約定しただけでは、まだ自分の物になっていないのです。自分のものになるためには、受渡日まで待たないといけないわけです。

ちなみに、受渡日は約定日から起算して4営業日目というのが原則です。起算してというのは、その日を含めてということですね。

例えば、月曜日に約定した場合、休日でもはさまなければ次の木曜日が受渡日になります。約定日の月曜日から、「月曜日」「火曜日」「水曜日」「木曜日」と数えていって4営業日ということです。

ということで、「2」が正解ということですね。

最近は受渡日が意識されることは少ない

上にも少し書きましたが、最近は受渡日を意識することはあまりありません。というのも、ネット取引をした場合は、約定直後に取引画面の数字が変わるからです。そして、その株式をすぐに売ることも可能です。受渡前に売ることができるのです。

つまり、受渡というのは証券会社や取引所のコンピュータの中で行われている話なのです。ですから、投資家が意識することはほとんど無いのです。

受渡という考え方が重要になるのは、配当や株主優待が関係してくるときくらいでしょう。配当や株主優待は、決算の時点での株主に対して行われます。つまり、決算日の前日に約定しても、受渡がまだなので、配当も優待ももらえないのです。この場合は、確かに、受渡日という考え方は重要になります。


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