老齢基礎年金で受け取れる年金はいくら?

【問題】

次に,Mさんは,Aさんが原則として65歳から受給することができる老齢基礎年金および付加年金の年金額を試算した。Mさんが試算した老齢基礎年金および付加年金の年金額の計算式として,次のうち最も適切なものはどれか。なお,Aさんは65歳になるまで厚生年金保険に加入し続けるものとし,老齢基礎年金の年金額は,平成25年10月時点の価額(物価スライド特例措置による金額)に基づいて計算するものとする。

1) 778,500円×(35月/480月)+400円×35月
2) 778,500円×(480月/480月)+200円×35月
3) 778,500円×(480月/480月)+400円×35月

2014年5月実施の3級実技試験(保険顧客資産相談業務)の問題です。付加年金の給付に対する理解があれば正解できる問題でしょう。それが無いと二者択一で最後に悩むはずです。

正解は?

問題の一部抜粋なので、情報としては不完全ですが、これだけでも正解することができます。

まず、付加年金を払っている場合の老齢基礎年金の計算式は、次のようなものです。

満額の年金 × (保険料を納めた月数/480か月) + 200円 × 付加年金の保険料を納めた月数

「1」の式は、明らかにおかしいと考えられます。というのも、35か月分しか国民年金の保険料を納めていないと、基礎年金を受給することはできないからです。免除期間が異常に長ければ、可能性として0%ということは無いでしょうが、通常は考えにくいはずです。ということは「1」の選択肢は明らかに間違いです。ということで、「1」は選択肢からはずすことができます。

実際、問題の設定にかかわる箇所を読むと、問題文中のAさんはずっと保険料を払い続けているようです。

次に「2」と「3」についてですが、付加年金金の給付額の計算式の部分のが違います。付加保険料は200円に付加保険料を納めた月数をかけたものなので、「2」のほうが正しいことがわかります。

ちなみに、この基準で考えても「1」の選択肢はおかしいです。

ということで、消去法で考えると、「2」以外が正解ということはあり得ないことがわかります。


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