個人事業主は生命保険の保険料を費用計上できるのか?

「Aさんを契約者(=保険料負担者)および被保険者とする生命保険の保険料はすべて,Aさんの事業所得の金額の計算上,必要経費として事業収入から差し引くことができますので,生命保険に加入することで所得税の負担を軽減することができます」

2014年3級実技試験(保険資産相談業務)の問題です。3つの選択肢から誤った記述を探す問題の選択肢の一つですね。個人事業主になるAさんへのアドバイスです。

生命保険の保険料は経費計上できない

生命保険の保険料は、個人事業主の事業所得を計算するときの必要経費とは認められません。ということで、上の記述は間違っています。

これは理屈で考えると理解するのは難しくありません。個人事業主の場合は本人が死んだらおしまいですよね。ですから、本人の死後に備える生命保険の保険料は事業の経費になり得ないのです。

その一方で、企業の場合は生命保険の保険料が費用計上することができます。例えば、役員の退職金のために養老保険に入るようなケースが考えられます。退職金準備のために入る養老保険なら、確かに会社にとっては経費ですよね。

保険料は必要経費に入れられるものもある

生命保険の保険料は費用に計上できませんが、それ以外の保険だと計上できるものもあります。

例えば、業務で自動車を使うような場合は、自動車保険の保険料は費用計上できます。あるいは店舗にかける火災保険の保険料は費用として計上できます。


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