ガン保険では契約直後のガンは保障されない

ガン保険の大きな特徴の一つが、契約直後のガンは保障の対象から外れるということでしょう。この点は、FP技能検定でも頻繁に問われているようです。例えば、2014年5月実施の2級学科試験に、次のような問題が出題されています。

ガン保険では、契約締結の翌日において被保険者がガンと診断された場合でも、診断給付金が支払われる。

上に書いたような理由で、翌日にガンと診断されても、ガン保険の保障からは外れます。ですから、この記述は間違ったものということです。ちなみに、どのくらいの期間保障されないかというと、申し込み、告知、保険料の払込のすべてが完了した日から90日と言うのが一般的です。特約をつけると、短くすることができる場合もあるようです。

要するに、3ヶ月間も保障されない保険に対して保険料を支払うことになるわけです。多少理不尽だと言う感じはしますよね。

まあ、こういうルールになっているので、覚えておきましょう。


スポンサードリンク

関連した記事を読む


コメントは受け付けていません。