FP 2級を受験するために必要な条件

FP 2級を受験するには

FP 技能検定は受検の仕組みが複雑です。

まず第一に、試験を実施している機関が二つあるのです。
具体的には、社団法人金融財政事情研究会・日本ファイナンシャル・プランナーズ協会の二つの機関が実施しています。

どちらの機関を利用して受験しても、同じFP 技能士になれます。
ただし、日本FP 協会のAFP として認定されるためには、別の条件があるので注意が必要です。

詳しくは「日本FP 協会のAFP とは」のページをご覧下さい。

FP 2級の受験資格

FP 2級の受験資格は以下のようになっています。
(詳しくは金財のページを参照)

  • 3級技能検定の合格者
  • FP業務に関し2年以上の実務経験を有する者
  • 日本FP協会が認定するAFP認定研修を修了した者
  • 厚生労働省認定金融渉外技能審査3級の合格者

ちなみに、日本FP 協会の試験を受ける場合は、「厚生労働省認定金融渉外技能審査3級の合格者」は受験資格に含まれません。

実務経験の無い人の場合は、1番目か3番目の方法で受験する人が多いでしょう。
即ち、「3級をとってから2級を受験する」または、「日本FP 協会認定の研修を修了してから受験する」の二つです。

どちらが楽かは一概に言えないです。
FP 3級をとってから2級を受験する場合は、試験を2回受けないといけないという大変さがあります。

一方のFP 協会認定の研修も それなりに面倒です。

資格取得までに かかる時間も大体同じくらいだと思います。
まず、FP 協会の講座を受けた場合ですが、講座を終えるまでには数ヶ月かかります。

一方、3級に合格してから2級を受ける場合ですが、3級を受けてから次のFP 試験が行われるまでに4ヶ月間が開きます。
この場合も、結局数ヶ月かかることになります。

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