AFP の認定研修を受けた後FP2級を取得する
FP 2級を受験するには
国家資格であるFP 技能士は、2つの機関が試験を行っています。
このページでは、「日本ファイナンシャル・プランナーズ協会」が行う試験について説明します。
ちなみに、もう一つの試験機関が「社団法人金融財政事情研究会(金財)」です。
まず、日本FP 協会でFP を受験するには、以下の何れかの条件を満たす必要があります。
- 日本FP協会が認定するAFP認定研修を修了した者
- 3級の技能検定に合格した者
- 2年以上の実務経験を有する者
AFP の資格取得を考えている場合は、AFP 認定研修を受けることで受験資格を取得することをおすすめします。
AFP の資格を取るためには、2級FP 技能検定の合格とAFP 認定研修を修了している必要があるからです。
詳しくは「日本FP 協会のAFP とは」をご覧下さい。
試験内容
2級FP 技能検定に合格するためには、学科試験と実技試験に合格する必要があります。
これは、金財で受験してもFP 協会で受験しても同じです。
まず、学科試験ですが、金財とFP 協会で共通の問題が出題されます。
四択問題が60題出題され、6割以上の正解で合格できます。
次に実技試験ですが、金財での受験と異なるのはこの点です。
日本FP 協会で受験した場合は、「資産設計提案業務」という科目を受験することになります。
内容としては、金財の「個人資産相談業務」と一致する部分が多いです。
実技試験といっても筆記試験で、具体的な設定の下で計算させたりする問題が出題されます。
基礎知識を問うのが学科試験で、応用力を問うのが実技試験という認識で良いでしょう。
実技試験も6割以上の得点で合格です。