FP 3級は過去問中心で合格できる
過去問をおすすめする理由
FP 3級は過去問を中心に学習するのがおすすめです。
その理由は簡単で、過去問に類似した問題が多く出題されるからです。
FP 3級の場合、範囲が広く学習するのが大変です。
その反面、各分野での重要事項以外は出題されないという傾向があるように感じます。
結果的に、各分野の重要事項が頻繁に出題されるのです。
丸暗記ではダメ
過去問に類似する問題が多く出題されるとは言っても、完全に同じ問題が出題されるわけではありません。
同じテーマの問題が出題されたとしても、角度を変えて出題される可能性が高いです。
と言うことは、過去問と答えを丸暗記するだけでは、対策は十分ではないわけです。
理論的に考えられる問題は、理屈の部分も含めて理解する必要があります。
もう少し具体的に説明しましょう。
2008年1月実施の学科試験に次のような正誤問題が出ています。
個人年金保険(定額型の終身年金)の保険料は,他の条件が同一であれば,死亡率を低く見込む場合のほうが,高く見込む場合に比べて安くなる。
試験対策としてこの問題を理解するのに、答えを丸暗記しても不十分です。
死亡率が変わると、どうして保険料が変わるのかその関係性まで理解しないといけません。
そうしないと、問題を少し変えられただけで全く対応できなくなってしまいます。
具体的な学習方法
それでは、具体的な学習方法を考えて見ましょう。
実際の学習では、既にある程度の知識がある人とない人で学習の仕方が違ってくるはずです。
「基礎知識がある場合の学習方法」「初めて勉強する場合の学習方法」のそれぞれで具体的な方法を紹介します。
また、「FP 3級の過去問│無料で済ますこともできるが…」のページでおすすめの過去問集をご紹介しています。