FP 3級を独学で学習する難しさ
難しい部分もあります
「FP 3級は独学で合格できるのか?」でも説明しましたがFP 3級は独学がしやすい試験です。
しかし、不合格になる人も当然いるわけで、難しい部分がないわけではありません。
ここ数回の合格率を見てみると、学科試験で7割前後 実技試験で5割前後の合格率です。
回によってばらつきもありますが、平均すると大体この程度のようです。
と言うことは、学科で3割 実技で5割の人が不合格になっていると言うことも出来ます。
これだけ不合格になっていると言うことは、それなりに難しいポイントがあると言っていいでしょう。
出題範囲が広いから難しい
FP 3級の難しさは、出題範囲の広さにあります。
この資格に合格するには、保険・株式・不動産・相続・贈与・所得税などの知識が必要です。
それぞれ基本的な知識で十分なのですが、これだけ範囲が広いと基本を身に着けるだけでもそれなりに大変でしょう。
例えば、普段不動産の業務をしている人は保険や金融の知識が乏しいはずです。
そんな人が合格するためには、保険や金融に関して一から勉強しないといけません。
知らない分野になじめない人は
参考書を読むだけで、新しい分野の知識を身に着けることが出来る人は完全に独学でもんだいありません。
しかし、本を読むだけで新しいことを身に着けることが苦手な人もいます。
そんな人は、通信講座などを活用するのが近道です。
また、本を読んで理解することが出来る人の中にも、本から学ぶより教えてもらったほうが手っ取り早いと考える人もいるでしょう。
そういう人も、通信講座などがおすすめです。
最近の通信講座は、DVD やネットを活用して、音声や映像で解説してくれます。
そういう講座を活用すれば、新しい知識を身につける労力を減らすことが出来ると思います。
これらの通信講座は、それほど高いものではないようです。
例えば、ゼミネットというところでは、9,000円で受講することが可能です。
その他の講座に関しては「FP 3級の通信講座」のページで紹介しています。